ドクターシュミット法の特徴、使い方、実践で使ったドクターシュミット法のシミュレーション結果、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します。
確率論と統計学から次に当たりそうな数字を予想するドクターシュミット法は、日本での知名度は低いですが海外では一般的に知られるルーレットの攻略法です。
目次
ドクターシュミット法とは
ドクターシュミット法とは、ドイツの博士号を取得したシステムエンジニアの手によって考案された比較的新しい攻略法で、統計学に基づいたロジックが組まれています。
日本国内ではあまり知られていませんが、海外では非常に有効な攻略法として有名で、ドクターシュミット法を使って荒稼ぎするプレイヤーも多くいます。
注意したいのは、あくまでも統計学ということ。統計学である以上、ドクターシュミット法は100%稼げる攻略法ではなく、勝率をアップさせるロジックだと考えましょう。
ドクターシュミット法の使い方
ドクターシュミット法の使い方はとっても簡単ですが、正確なロジックで実践するためには時間をかけての根気が必要です。
30回の空回しで結果を全て記録し、その結果によってベットする数字を決めます。より多く出ている数字ほど統計学的に再び出やすい状況となるため、必然的に的中率が上がります。
特に難しいロジックは一切なく、統計学も重要なシステムエンジニアらしい攻略法と言えるでしょう。
そんなドクターシュミット法で覚えておくべきポイントをまとめてみました。
ドクターシュミット法のポイント
- 使えるゲームはルーレットのみ
- 30回の空回しで結果を全て記録する
- 空回し結果でよく出た数字をベットする
- 負けても数回は同じ数字にベットし続ける
それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
使えるゲームはルーレットのみ
ドクターシュミット法の特性上、使えるゲームはルーレットのみです。バカラやブラックジャック、スロットなど、その他のゲームは対象外となります。
また同じルーレットでも、選ぶべきはヨーロピアンルーレットです。アメリカンルーレットは「0」の他に「00」があるため、必然的にペイアウト率が落ち、ドクターシュミット法の的中率も下がります。
30回の空回しで結果を全て記録する
ドクターシュミット法を正確に実践するためには、30回の空回しで結果を全て記録しなければいけません。記録するのは数字のみで、わざわざ赤や黒などを記録する必要はありません。
「5 18 32 0 22 26 14 19 20 23…..」のように、ただ単に数字を並べるだけでOKです。どの数字が一番出たか一目でわかるように、予め数字を並べておき、正の字で増やすとわかりやすいです。
空回し結果でよく出た数字をベットする
ドクターシュミット法は、30回の空回し結果でよく出た数字を31回目にベットします。最も多く出た数字1つのみでも構いませんが、資金的に余力があれば上位5つの数字へベットしましょう。
ベットする数字が多ければ多いほど勝った時に得られる利益は少なくなりますが、その分早い段階で的中しやすくなります。
負けても数回は同じ数字にベットし続ける
31回目のベットで負けても、数回は同じ数字へベットし続けてください。統計学上、すぐに出るとは限らず、あくまでも今出やすい数字をピックアップするのがドクターシュミット法です。
最低でも5回は同じ箇所へベットし続けてください。5回以上になると的中しても損失が発生する場合があるので注意しましょう。
ドクターシュミット法をシミュレーション
ドクターシュミット法を実際に試したシミュレーション結果を報告します。今回は30回の空回しで上位5つの数字をピックアップし、ベットしました。
そのシミュレーション結果は下記の通りです。
ゲーム数 | ベット金額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
1 | $5 | 負け | -$5 | -$5 |
2 | $5 | 勝ち | +$31 | +$26 |
ゲーム数 | ベット金額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
3 | $5 | 勝ち | +$31 | +$57 |
ゲーム数 | ベット金額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
4 | $5 | 負け | -$5 | +$52 |
5 | $5 | 負け | -$5 | +$47 |
6 | $5 | 負け | -$5 | +$42 |
7 | $5 | 負け | -$5 | +$37 |
8 | $5 | 勝ち | +$31 | +$68 |
ゲーム数 | ベット金額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
9 | $5 | 負け | -$5 | +$63 |
10 | $5 | 勝ち | +$31 | +$94 |
統計学はここまで有効なのか!っとびっくりするほどの結果となりました。30回の空回し後にピックアップした5つの数字へベットしてみると、最大でも5ゲーム以内に的中しました。
最初のゲームで-$5と損失が生じてしまいましたが、そこから挽回に成功し、4回の実践で+$94と大勝です。
確かに30回の空回しは面倒くさく時間もかかりますし、賭けたくてウズウズします。しかしドクターシュミット法は統計学を基盤にしているため、この作業は絶対に欠かせません。
シミュレーション回数はまだまだ足りませんが、これだけの結果でも十分にドクターシュミット法の効果を実証できたと思います。
ドクターシュミット法のメリット
ドクターシュミット法のメリットは下記の3つです。
ドクターシュミット法のメリット
- 統計学的に出やすい数字がハッキリとわかる
- 空回しメインのため無駄な損失がない
- 少ない資金でも実践できる
それでは、1つずつ詳細を解説します。
統計学的に出やすい数字がハッキリとわかる
ドクターシュミット法は統計学を利用してルーレットを攻略するロジックが確立しているため、出やすい数字がハッキリとわかります。
出やすい数字だけを狙うことでトータル的な勝率がアップし、稼ぎやすくなります。
空回しメインのため無駄な損失がない
ドクターシュミット法を正確に実践するためには30回の空回しが必要になるため、他のゲームで遊んで無駄な損失を抑えることができます。
余計なベットで無駄な損失を出しがちな人におすすめの攻略法です。
少ない資金でも実践できる
ドクターシュミット法は空回しで割り出した数字のみへベットするので、少ない資金でも全く問題なく実践できます。
ただしあくまでも統計学なので、すぐに的中するとは限りません。せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、少し余裕を持った資金を用意しておきましょう。
ドクターシュミット法のデメリット
ドクターシュミット法のデメリットは下記の2つです。
ドクターシュミット法のデメリット
- 常にメモを取ってゲーム結果を記録しなければいけない
- 短時間勝負はできない
それでは、1つずつ詳細を解説します。
常にメモを取ってゲーム結果を記録しなければいけない
ドクターシュミット法にメモ取りは絶対に欠かせません。30回のゲーム結果を常にメモに取って記録しなければいけないため、正直なところかなりの忍耐力が必要です。
メモ取りが面倒くさい人にはおすすめできない攻略法です。
短時間勝負はできない
ドクターシュミット法で勝つためには30回の空回し時間が必ず必要になってくるため、必然的に実践は長時間に渡ります。
時間がない時、また短時間勝負で稼ぎたい人はドクターシュミット法ではなく、パーレー法やグランパーレー法を活用しましょう。