連敗時の損失を最小限に抑えつつ、連勝によって利益を確保するバーネット法は、ローリスクでミドルリターンが期待できるカジノの攻略法です。
目次
バーネット法とは
バーネット法とは、ゲーム結果によって決められた数列通りにベット金額を変動させ、最終的な利益確保を目指す攻略法です。別名で「1326法」とも呼ばれ、この数列に従ってベットします。
似たようなロジックを採用したグッドマン法という攻略法もあり、別名「1235法」と呼ばれます。やり方はどちらも同じですが、グッドマン法は守備型であるのに対し、バーネット法は少し攻撃的なロジックが組まれています。
つまりグッドマン法はローリスク・ローリターン、バーネット法はローリスク・ミドルリターンで、同じローリスクでも多少損失額が大きくなります。
攻撃的に攻めて大きな利益を確保したい!という人におすすめの攻略法です。
バーネット法の使い方
バーネット法のロジックは「1ユニット→3ユニット→2ユニット→6ユニット」とベット金額を増やしていくだけなので、使い方はとっても簡単です。
ユニットとはベット単位のことで、バーネット法のために自身が用意した軍資金に合わせて自由に設定できます。例えば1ユニット$1であれば、「$1→$3→$2→$6」とベットします。
大きく稼ぎたい場合には、例えば1ユニット$10に設定します。すると「$10→$30→$20→$60」と増え、最終的な利益が10倍になります。
バーネット法の基本は「勝ったらロジックに従ってベット金額を増やす」「負けたらリセット」と覚えましょう。たったこれだけで今すぐバーネット法の実践が可能です。
バーネット法のポイント
- 確率約50%で配当2倍のゲームのみに使える
- 勝つ毎に1→3→2→6ユニットとベット金額を増やす
- 4連勝以降は6ユニットまたはリセット
- 負けたらリセットし1ユニットに戻す
それでは、1つずつ詳細を解説します。
確率約50%で配当2倍のゲームのみに使える
バーネット法は、確率約50%で配当2倍のゲームでのみ有効です。3倍以上のゲームやベッティングエリア、またスロットやテキサスホールデムポーカーなどでは使えません。
おすすめはペイアウト率が高く限りなく50%に近いヨーロピアンルーレットです。バカラはバンカー手数料が発生し、ブラックジャックはベーシックストラテジーを学ぶ必要があります。
注意したいのはアメリカンルーレットです。アメリカンルーレットは0の他に00があるため、ヨーロピアンルーレットよりもペイアウト率が低下します。
勝つ毎に1→3→2→6ユニットとベット金額を増やす
バーネット法のロジックは勝つ毎に1→3→2→6ユニットと、ベット金額を増やし続けます。つまり初回$1で勝った場合、次ゲームでは$3、また勝ったら次ゲームで$2、さらに勝ったら$6と増やします。
これが1326法とも呼ばれる理由で、これだけ覚えていればバーネット法を実践できます。
4連勝以降は6ユニットまたはリセット
バーネット法で勝ち続け、4連勝すると6ユニットに到達します。ここでバーネット法をリセットして再び1ユニットから始めても構いませんが、より大きく稼ぎたい場合は6ユニットのままベットし続けます。
例えば、1ユニットを$1で始めた場合は、3ユニット→2ユニット→6ユニット→6ユニット→6ユニット→6ユニット→…という流れになります。
連勝の勢いに乗っているとベット金額を増やして大きく勝ちたくなるものですが、ユニット数を固定するのは無用な損失を防ぐために重要です。
バーネット法は、最小限のリスクで利益を積み重ねていくロジックが確立されています。ルールに反したベット金額の上乗せは、バーネット法のロジックを崩壊させます。
負けたらリセットし1ユニットに戻す
バーネット法を実践中、負けた時点で攻略法をリセットします。負けるタイミングは関係なく、どの段階で負けても1ユニットに戻し、最初からバーネット法をやり直します。
ある程度勝ちを積み重ねていれば最小限の損失だけで済みますが、逆に連敗が続いていると回収が困難になります。取り返しの付かない事態を招いてしまう前に、損切りする勇気も必要です。
バーネット法をシミュレーション
バーネット法の効果は本当なのか?その事実を体験するためにカジノのルーレットを使って実践してみました。ルーレットでベットする場所は赤黒のみで、インサイドベットは無視します。
そもそもバーネット法は確率約50%で的中し配当が2倍の賭け方にだけ有効な攻略法です。一度でもインサイドベットへベットした時点でバーネット法のロジックが崩壊します。
今回は1ユニット$1とし、$5以上の利益を得られるまでシミュレーションしてみます。その結果が下記の通りです。
ゲーム数 | ベット金額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
1 | $1 | 勝ち | +$1 | +$1 |
2 | $3 | 勝ち | +$3 | +$4 |
3 | $2 | 勝ち | +$2 | +$6 |
4 | $6 | 勝ち | +$6 | +$12 |
5 | $6 | 勝ち | +$6 | +$18 |
6 | $6 | 負け | -$6 | +$12 |
7 | $1 | 負け | -$1 | +$11 |
8 | $1 | 負け | -$1 | +$10 |
9 | $1 | 負け | -$1 | +$9 |
10 | $1 | 負け | -$1 | +$8 |
11 | $1 | 勝ち | +$1 | +$9 |
12 | $3 | 勝ち | +$3 | +$12 |
13 | $2 | 負け | -$2 | +$10 |
14 | $1 | 勝ち | +$1 | +$11 |
バーネット法を開始していきなりの5連勝です。4連勝した時点でリセットするか賭け続けるか迷いましたが、より大きな利益を出したかったため6ユニットをベットし続けました。
しかしその後の展開が一気に悪くなり、連勝数と同じ5連敗です。ただバーネット法の法則に従って$1のみの連敗なので、5連敗しても+$8と利益はしっかり確保されています。
11~14ゲームでは勝ち越しとなり、結局一度もマイナス収支になることなく+$11で勝ち逃げです。
シミュレーションでわかったこと
正直なところグッドマン法と変わらない動きかと思っていましたが、バーネット法はさらに損失を抑えられ、利益幅も大きい攻略法という印象を受けました。
安定感はグッドマン法の方がありそうですが、バーネット法ならさらなる利益確保に繋がりそうです。
バーネット法のメリット
バーネット法のメリットは下記の3つです。
バーネット法のメリット
- 連勝した時の利益が大きい
- 負けても大きな損失に繋がらない
- ベット額の調整が簡単で初心者でも実践できる
それでは、1つずつ詳細を解説します。
連勝した時の利益が大きい
バーネット法は少しの勝ち越しでも利益を得られる攻略法ですが、連勝数によっては利益幅が非常に大きくなります。ゲームの展開次第では短時間勝負にも通用する場合もあります。
まずは勝ち越しを目指し、連勝を願いながらバーネット法を使いましょう。
負けても大きな損失に繋がらない
バーネット法は初回1ユニットから開始するので、負けても大きな損失には繋がりません。連勝中に負けてもベット金額が上乗せされているため、損失は少なく済みます。
ただし度の過ぎる連敗は大火傷する原因になります。展開が悪い時には損切りを決断しましょう。
ベット額の調整が簡単で初心者でも実践できる
バーネット法は1ユニット→3ユニット→2ユニット→6ユニットと一定の法則に従ってベット金額を調整するだけでなので、カジノ初心者でも気軽に実践できます。
つまりカジノ初心者でも安定的に大きく稼げるチャンスを得られるのがバーネット法です。
バーネット法のデメリット
バーネット法のデメリットは下記の2つです。
バーネット法のデメリット
- 常に1326を頭に入れておく必要がある
- コツコツ利益を重ねるので短時間勝負には向かない
それでは、1つずつ詳細を解説します。
常に1326を頭に入れておく必要がある
バーネット法を続けるためには、常に1326の法則を頭に入れておく必要があり、もし途中でベット金額を忘れてしまうと、ロジックの崩壊に繋がります。
どうしても心配な場合には毎ゲームでベット金額をメモしておきましょう。ただしメモ取りできるのはオンラインカジノだけです。ランドカジノでのメモ取りは禁止されているので注意してください。
コツコツ利益を重ねるので短時間勝負には向かない
バーネット法は長期的に利益を積み重ねていく攻略法なので、短時間勝負には向いていません。コツコツを利益を重ねていき、最終的な大勝を目指したい人におすすめです。