カジノの攻略法として世界中で使われている「10ユニット法」は、勝率約50%、配当2倍のゲームで効果を発揮するロジックが確立しており、簡単な数列を元にコツコツと稼ぎ続けることが可能です。
この記事では、10ユニット法について調べている人、10ユニット法の使い方を知りたい人に向けて詳しく解説していきますので、是非参考にしてみてください。
目次
10ユニット法とは
10ユニット法とは、10ユニット分の利益を得るために考案された攻略法で、カジノで遊べる様々なテーブルゲームで効果を発揮します。
そもそもユニットとはベット単位のことで、自身の軍資金に合わせて設定します。例えば1ユニット$1だった場合、2ユニットで$2、3ユニットで$3、10ユニットなら$10となります。
もっと稼ぎたい場合は1ユニット$10にすることで10ユニット$100となり、攻略法成功時の利益が大きくなります。ただしユニットのベット単価を増やすと、その分リスクも高くなるので注意が必要です。
10ユニット法は一発逆転や一攫千金を狙った攻略法ではなく、少しずつ利益を積み重ねていくコツコツ方のロジックです。最小限のリスクでコツコツと稼ぎたい人におすすめの攻略法です。
10ユニット法の使い方
10ユニット法の使い方で知っておきたいポイントは下記の6つです。
10ユニット法のポイント
- 勝率約50%配当2倍のゲームのみで有効
- 10ユニットの数字を並べる
- 両端の数字を足した金額をベットする
- 勝ったら両端の数字を消す
- 負けたら前ゲームのベット額を右端に付け足す
- 数列がなくなったら10ユニット分の利益が確定
10ユニット法の使い方について、それぞれのポイントを元に解説します。
勝率約50%配当2倍のゲームのみで有効
10ユニット法が使えるゲームは勝率約50%配当2倍のゲームのみで、3倍以上の配当がつくゲームでの使用はできません。
2倍配当のゲームとしてバカラやブラックジャック、タイサイ、ルーレットなどが挙げられます。もしバカラで使う時にはPLAYERのみ、ブラックジャックの場合はある程度ベーシックストラテジーに反したアクション選択が必要になります。
そう考えますとおすすめはルーレット、またはタイサイの2倍配当です。これらテーブルゲームであればほぼ確率50%ですし、ブラックジャックのように追加ベットもありません。
10ユニットの数字を並べる
10ユニット法を開始する前に、まずは10ユニット分の同一数字を並べます。ユニットとは賭ける基準となる単位のことで、予め用意した軍資金の範囲内で設定します。
例えば、1ユニット=$1と設定した場合、2ユニット=$2となります。金額を少し上げて1ユニット=$3なら、2ユニット=$6となります。1ユニットあたりのベット金額が大きいほどその分リスクも高まるため、資金力に合わせて設定しましょう。
わかりやすく1ユニット$1で数字を並べた場合、「1111111111」となります。これを基準として10ユニット法を開始します。
両端の数字を足した金額をベットする
10ユニットを並べ、まずは両端の数字を足した金額をベットします。1111111111であれば、両端とも1なので、足した$2をベットしてください。
1ユニット$2であれば、2222222222と並ぶので両端を足すと$4となります。この考え方は最初のベットだけでなく、攻略法を進めていく中で常に共通したルールです。
勝ったら両端の数字を消す
ゲームに勝った場合、数列の両端の数字を消してください。例えば1111111111の数列で的中した場合には、両端の1を消して11111111となります。
11111111で勝ったら111111と、勝つ度に2つの数字が消えていきます。
負けたら前ゲームのベット額を右端に付け足す
ゲームに負けた場合には、前ゲームのベット額をそのまま一番右端に付け足してください。例えば1111111111で$2をベットし負けた場合の数列は11111111112となります。
次ゲームでは両端の数字を足した金額をベットするため、1+2で$3をベットします。ここで再び負けた場合には111111111123と、負ける度に数列が増えていくイメージです。
「勝ったら両端の数字を消す」「負けたら前ゲームのベット額を付け足す」これが10ユニット法の基本でありロジックです。
数列がなくなったら10ユニット分の利益が確定
10ユニット法のロジック通りにゲームを進めていき、もし全ての数列がなくなった場合、その時点で10ユニット分の利益が確定します。
1ユニット$1であれば$10の利益、1ユニット$2であれば$20、$10なら$100の利益です。
数列がなくなった時点で10ユニット法をリセットし、再び10ユニットの数字を並べて最初からやり直します。この繰り返しにより、コツコツと利益を積み重ねていくのが10ユニット法です。
10ユニット法をシミュレーション
10ユニット法の効果を確かめるため、実際にルーレットの赤黒を使ってシミュレーションしてみました。今回は1ユニット$1で開始したので、最初の数列は1111111111となります。
10ユニット法のシミュレーション結果が下記の通りです。
ゲーム数 | 数列 | ベット額 | 結果 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1111111111 | $2 | 勝ち | +$2 | +$2 |
2 | 11111111 | $2 | 勝ち | +$2 | +$4 |
3 | 111111 | $2 | 負け | -$2 | +$2 |
4 | 1111112 | $3 | 勝ち | +$3 | +$5 |
5 | 11111 | $2 | 勝ち | +$2 | +$7 |
6 | 111 | $2 | 負け | -$2 | +$5 |
7 | 1112 | $3 | 負け | -$3 | +$2 |
8 | 11123 | $4 | 勝ち | +$4 | +$6 |
9 | 112 | $3 | 勝ち | +$3 | +$9 |
10 | 1 | $1 | 勝ち | +$1 | +$10 |
最初に2連勝した時点で早くも数列が6個となりましたが、次ゲームでは負けてしまったため、前ゲームの$2を数列に付け足します。
ここで初めてベット額が$3に増えましたが、再度の2連勝で+$7の累計損益となりました。しかしその後に今度は2連敗し、$4をベットしました。
最終的に3連勝した時点で全ての数字が消え、見事に10ユニット分の$10の累計損益で実践終了です。
10ユニット法のシミュレーションでわかったこと
今回初めてルーレットで10ユニット法をシミュレーションしてみましたが、攻略法成功までにかなりの時間がかかることがわかりました。
10ユニット稼ぐまでに10ゲームを要し、時間的には15分ほどです。確かにベット額の増減が少なく、またリスクも最小限に抑えられますが、かなりのコツコツ型攻略法のようです。
時間をかけてゆっくりと利益を確保したい人には向いていますが、逆に短時間で一攫千金を狙いたい人にはおすすめしません。
10ユニット法のメリット
10ユニット法のメリットは下記の3つです。
10ユニット法のメリット
- 数列がなくなった時点で必ず利益が確定する
- 事前に目標利益を決めるため勝ち逃げしやすい
- 初心者でも簡単に実践できる
数列がなくなった時点で必ず利益が確定する
10ユニット法は、決められた数列の数字が全てなくなった時点で必ず利益が確定します。これこそが10ユニット法最大のメリットで、勝利が明確になります。
いくらのベット額が必要なのかが一目瞭然なので、ゲームの戦略が練りやすいです。
事前に目標利益を決めるため勝ち逃げしやすい
10ユニット法を実践する前に、いくら稼ぎたいのか目標利益を決めるため、欲を出さなければ勝ち逃げしやすいというメリットがあります。
あまりにも目標を大きくし過ぎると損失リスクも高まるので、自己資金に合わせて目標利益を設定しましょう。
初心者でも簡単に実践できる
一見難しそうなイメージのある10ユニット法ですが、実際にはとっても簡単なので、これまで攻略法を使ったことのない初心者でも簡単に実践できます。
ただし数列を間違えるとロジックが崩れてしまうため、正しいメモ取りが必要不可欠です。
10ユニット法のデメリット
10ユニット法のデメリットは下記の3つです。
10ユニット法のデメリット
- 連敗が続くとリスクもどんどん高くなる
- 常にメモを取り続ける必要がある
- ランドカジノでは使えない
連敗が続くとリスクもどんどん高くなる
10ユニット法は負ける度に数列が増えていき、なおかつベット額も微増するため、あまりにも連敗が続くと損失リスクもどんどん大きくなります。
確率論的に取り返しのつかなくなるような大連敗はほぼないですが、0ではありません。回収不可能な事態に陥ってしまわないためにも、きちんと損切りする覚悟を持ちましょう。
常にメモを取り続ける必要がある
10ユニット法を正しく実践するためには常にメモを取り続けなければいけません。1回でもメモ取りにミスがあると10ユニット法のロジックは崩壊します。
ランドカジノでは使えない
ランドカジノではメモを取りながらのゲームは禁止されているため、残念ながら10ユニット法は使えません。頭の中で数列を把握できれば良いですが、そう簡単ではありません。
しかしオンラインカジノであれば堂々とメモ取りが可能です。10ユニット法はオンラインカジノで使いましょう。