オンラインカジノで遊んでいて、出金の際やゲームプレイ中にふと気になったことはないでしょうか。
「税金は払わなくていい?確定申告が必要?」
今回は、オンラインカジノと税金・確定申告の関係性を見ていきます。オンラインカジノの収益が税金としてどう扱われるのかを調査し、税金計算から収支表や確定申告書の書き方まで掘り下げました。
勝利した際には必要になる手続きですので要チェックです。
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目次
オンラインカジノの収益は税金の対象?確定申告は?
オンラインカジノの収益は果たして課税対象なのでしょうか。
税金になる場合、税金計算や確定申告はどうすればいいのでしょうか。
オンラインカジノで多額の勝利金が発生している人は要チェックです。
オンラインカジノの収益は一時所得扱い!
オンラインカジノで得た収益は、課税対象となります。具体的に言うと、カジノの勝利金は「一時所得」扱いです。
一時所得は「懸賞や福引きの賞金品、競馬や競輪の払戻金」が対象となることで知られています。競馬や競輪同様に、オンラインカジノやブックメーカーで得た勝利金も、一時所得になるのです。
競馬やパチンコで稼いだお金を納税しているというイメージはあまりありませんが、あくまで課税対象ではあります。
しかし現金で払戻金を受け取る場合には、税務署側としても把握しづらいのが現状です。
一方、オンラインカジノなどのオンラインカジノでは、出金時の銀行送金などで記録に残ります。そのため、脱税がバレやすいという特徴があるのです。
オンラインカジノは確定申告が必要!
オンラインカジノの勝利金は個人の一時所得扱いになりますから、確定申告が必要となります。慣れていないと面倒に思える作業ですが、Web完結のe-Taxというシステムを使えば簡単に確定申告ができます。
オンラインカジノの確定申告は、その年の1月から12月までに稼いだ勝利金を収支表で計算し、翌年の2月16日から3月15日までの期間に申告します。
確定申告は、オンラインカジノで50万円以上の利益を得た人全員の義務となっています。
これは、一時所得の特別控除額が50万円のためです。扶養内の学生であっても、収益額によっては納税の必要があります。「納税は国民の義務・脱税は犯罪」という原則を忘れず、確定申告・納税を進めましょう。
オンラインカジノの確定申告方法をチェック!
オンラインカジノで得た勝利金は、50万円以上で確定申告が必要だと分かりました。続いては、一時所得に関する税金計算の方法・確定申告の流れを見ていきましょう。
収支表で収益を集計・税額の計算
申告期限直前に税金計算を始めると、確定申告のプロセスを大変に感じてしまうでしょう。そのため、オンラインカジノで勝利金が発生するたびに収支表や帳簿をつけておくと、あとで楽になります。
一時所得の税金計算方法は、以下の通りです。
収入額−支出額−特別控除額50万=一時所得
上記の計算における支出額ですが、支出額に損失額は含まれません。あくまで「勝利金が発生した時の賭け額」のみが支出額となり、それ以外で負けた際の賭け額は支出額ではないので要注意です。
国税庁のホームページにアクセス
収支表で計算を終えた人は国税庁のホームページにアクセスしましょう。電子申告e-Taxによる手続きであれば、紙の書類を送るという手間が省けます。
e-Taxでの確定申告に必要なものは、下記の通りです。
e-Taxでの確定申告
- マイナンバーカード
- 源泉徴収票 (企業勤めの場合)
- 経費の領収証
e-Taxにおいては、申告書自体を用意する必要はありません。マイナンバーカードは、e-Taxのログインに必要です。
また、経費が生じた場合には、その領収証を保管しておきましょう。
オンラインカジノの勝利金の確定申告においては、インターネット代などが経費に当たる可能性があります。
しかし、オンラインカジノを含めたオンラインカジノは海外ライセンスのサイトのみであり、国内認可ではありません。
そのため「何が経費として認められるかも曖昧なのが現状である」ということを頭に入れておきましょう。
確定申告書の作成・納税
e-Taxにログインできたら、収支表の計算を元に、確定申告書を作成していきます。一時所得の計算方法はお伝えした通りですが、課税対象となるのは一時所得の2分の1です。
確定申告書はAとBの2種類がありますが、収入源がオンラインカジノのみの人・企業勤めの人はAを選択します。
自分で事業を行っている人は、Bを選択しましょう。申告書の「一時所得」の欄に、収支表で計算した数字を入力します。正しく入力すれば、納税額は自動で計算されるので安心してください。
申告書の作成が完了したら、送信ボタンを押して申告完了となります。
納税額が発生した場合、別途納税手続きが必要です。
e-Taxによる口座振替、インターネットバンキングなどの電子納付、あるいはクレジットカードによる納付などから好きな納付方法を選び、税金を納めましょう。
実際に申告書を作成しながら流れを見なければわかりづらいので、今よくわからなくても大丈夫です。
オンラインカジノの税金・確定申告の注意点
オンラインカジノの収支表・確定申告書の書き方や、確定申告の流れをチェックしました。
オンラインカジノで50万円以上の収益を得た人はスムーズに確定申告を終えたいですが、そのためにはいくつか注意点も確認しておきましょう。
仮想通貨の税額は異なる?雑所得?
オンラインカジノの確定申告でまず注意したいのは、ビットコインなどの仮想通貨を利用して収益を得る場合です。
お伝えした通り、オンラインカジノやブックメーカーでの勝利金は基本的に一時所得に当たりますが、仮想通貨で得た利益は「雑所得」に当たります。
オンラインカジノでもビットコインなどを利用している人は、要注意です。
雑所得と一時所得では、課税対象・税金計算が異なります。雑所得の場合、20万円以上の収益に対して税金がかかります。
これは、一時所得の50万円以上よりも低い金額です。また、仮想通貨の税金計算では、入金時・出金時の円価格が影響します。このような雑所得と一時所得の違いに注意し、確定申告を行いましょう。
オンラインカジノの脱税は発覚しやすい
オンラインカジノでの収益は確定申告してもバレない、と考える人もいるかもしれません。
確かに「競馬やパチンコで稼いだお金を確定申告する」「競馬やパチンコの収益を脱税」という話はあまり聞いたことがないものです。
これらは勝利金を現金で受け取るケースが多いために、税務署が把握しづらくなっています。
一方のオンラインカジノは、勝利金を日本円で銀行送金する際などに記録が残り、税務署がお金の流れを簡単に把握できます。
これによって納税しない場合に追及されやすく、オンラインカジノの脱税は発覚しやすいと言えます。オンラインカジノで一定額以上の収益が出た人は、お伝えした正しい方法で確定申告を行いましょう。
学生の場合税金はどうするの?
オンラインカジノで大きく稼ぐことができた学生の場合は、「親の不要から外れてしまうのでは?」という不安も出てくると思います。
扶養から外れた場合は、住民税、所得税の支払い義務が生じます。
これについては、
「給与-103万円」が1円以上となれば課税対象となります。
ということがポイントになります。
「給与-98万円」が
また、他のバイトとの収益は合算されるという点について注意が必要です。