今回はトランプの中でも世界中で人気のあるバカラの攻略法をご紹介します。
その方法はずばりカウンティングです。オンラインカジノはカウンティングをとても行いやすい環境です。
カウンティングをまだ知らないユーザーや、バカラでの勝率を上げたいユーザーはぜひご覧ください。
目次
カウンティングとは
バカラのカウンティングとは配られたカードをカウントする必勝法です。
配られた全てのカードを記録して、まだ配られていないカードを予測します。
まだ配られていないカードの予測が出来ればPLAYER(プレイヤー)とBANKER(バンカー)どちらが勝ちやすいかが分かるというものです。
基本用語
【デッキ(デック)】ジョーカーを抜いた52枚を1デッキ(デック)といいます。
オンラインカジノでは6デッキ(デック)、8デッキ(デック)が主流です。
6デッキ(デック)の場合は、52枚×6=312枚で行われます。
8デッキ(デック)の場合は、52枚×8=416枚で行われます。
【シュー】まだ配られていないカードを入れているボックスのことです。
このシューに残っているカードを予測するのがカウンティングです。
【ディスカードホルダー】ゲームで使用したカードを置くホルダーです。
1ゲームが終わる度に使用したカードはディスカードホルダーに置かれます。
記録するカード
〈カードの数え方〉
Aは1
2~4はそのままの数字
10~Kは0(ゼロ)
この様に「4」以下でカウントされるカードがシュー内に多いとPLAYER(プレイヤー)が有利になるため記録していきます。
特に4に近い数字がシュー内に残っていると有利になります。
3枚目が追加される時のルール
カウンティングの説明をする前に3枚目が追加される時のルールをもう一度確認しておきましょう。
2枚の合計が5点以下 | 3枚目が追加される |
2枚の合計が6点または7点以下 | ステイ(カードを引かない) |
2枚の合計が8点または9点 | ナチュラル(これ以上のカードは引かない) |
初めの2枚のカードの合計が0~5点だとヒット(3枚目が追加される)、6点~9点だとステイ(カードを引かない)となります。
2枚の合計が2点以下 | ヒット(カードを引く)PLAYERの3枚目に関係なく3枚目が追加される |
2枚の合計が3点 | PLAYERの3枚目のカードが0~7と9の場合、3枚目が追加される |
2枚の合計が4点 | PLAYERの3枚目のカードが2~7の場合、3枚目が追加される |
2枚の合計が5点 | PLAYERの3枚目のカードが4~7の場合、3枚目が追加される |
2枚の合計が6点 | PLAYERの3枚目のカードが6か7の場合、3枚目が追加される |
2枚の合計が7点 | ステイ(カードを引かない) |
2枚の合計が8点または9点 | ナチュラル(これ以上のカードは引かない) |
初めの2枚のカードの合計が0点~2点だとヒット(3枚目が追加される)、7点~9点はステイ(カードを引かない)となります。
PLAYERが有利になる時
PLAYER(プレイヤー)が有利になる時はシュー内に「4」以下の(特に4に近い)カードが多く残っている時です。
いくつか例をあげて説明していきます。
こちらは全てのカードが「4」以下だったパターンです。
PLAYERは1枚目と2枚目の合計が4点
2枚合計が0点~5点の時はヒット(カードを引く)なので3枚目が追加されました。
1枚目と2枚目の合計4点+3枚目の3点=7点
BANKERは1枚目と2枚目の合計が5点
PLAYERの3枚目が4~7ではなかったのでBANKERに3枚目は追加されませんでした。
PLAYER7点、BANKER5点でPLAYERの勝ちとなります。
この様にシュー内に「4」以下でカウントされるカードが多いほどPLAYERに3枚目が追加されたとしても10を超えにくくなり9に近い数字になります。
こちらはダイヤの8以外が全て「4」以下だったパターンです。
PLAYERは1枚目と2枚目の合計が1点
2枚合計が0点~5点の時はヒット(カードを引く)なので3枚目が追加されました。
1枚目と2枚目の合計1点+3枚目の8点=9点
BANKERは1枚目と2枚目の合計が3点
PLAYERの3枚目が8なのでBANKERに3枚目は追加されませんでした。
PLAYER9点、BANKER3点でPLAYERの勝ちとなります。
こちらは「0(ゼロ)」とカウントされるカードが多く出たパターンです。
PLAYERは1枚目と2枚目の合計が3点
2枚合計が0点~5点の時はヒット(カードを引く)なので3枚目が追加されました。
3枚目は0点なので点数は変わらず3点
BANKERは1枚目と2枚目の合計が5点
PLAYERの3枚目が4~7ではなかったので3枚目は追加されませんでした。
PLAYER3点、BANKER5点でBANKERの勝ちとなります。
このように「0(ゼロ)」とカウントされるカードがシュー内多く残っているとPLAYERの合計が高くなりにくい可能性もあります。
BANKERが有利になる時
シュー内に「6」以上のカード(6,7,8,9)が多く残っているとBANKERが有利になります。
PLAYERは1枚目と2枚目合計が15点
合計が二桁になった場合は一桁の数字になりますので、この場合は5点
2枚合計が0点~5点の時はヒット(カードを引く)なので3枚目が追加されました。
1枚目と2枚目の合計5点と3枚目の7点=12点
合計が二桁になった場合は一桁の数字になりますので、この場合は2点
BANKERは1枚目と2枚目の合計が14点
合計が二桁になった場合は一桁の数字になりますので、この場合は4点
PLAYERの3枚目が7だったので3枚目が追加されました。
1枚目と2枚目の合計4点+3枚目の5点=9点
PLAYER2点、BANKER9点でBANKERの勝ちとなります。
このようにシュー内に「6」以上のカードが多く残っていると最初の2枚の合計が10を超えやすいため、PLAYERに3枚目が追加された時に0(ゼロ)に近い数字が出やすくなりBANKERが有利になります。
6デッキのカード枚数と8デッキのカード枚数
カウンティングをする時は必ず何デッキで行われているかを確認してください。
何枚でゲームが行われているかが分かっていないとシュー内にどの数字が何枚残っているか把握できずカウンティングの意味がなくなってしまいます。
オンラインカジノでは6デッキもしくは8デッキが主流なのでこの2つのカードの内訳をみてみましょう。
カードの種類 | 6デッキ | 8デッキ |
1(A) | 24枚 | 32枚 |
2 | 24枚 | 32枚 |
3 | 24枚 | 32枚 |
4 | 24枚 | 32枚 |
5 | 24枚 | 32枚 |
6 | 24枚 | 32枚 |
7 | 24枚 | 32枚 |
8 | 24枚 | 32枚 |
9 | 24枚 | 32枚 |
0(10~K) | 96枚 | 128枚 |
合計 | 312枚 | 416枚 |
1デッキはジョーカーを除いた52枚のカードのことをいいます。
6デッキで行われていたら1デッキ(52枚)×6なので312枚のカードを使っています。
8デッキで行われていたら1デッキ(52枚)×8なので416枚のカードを使っています。
カウンティングのやり方
カウンティングは出たカードをカウントしていくので下記のような表を作っておいた方がカウントしやすいと思います。
上記では4以下の数字を記録すると書きましたが、6以上の数字も記録していたらBANKERが有利な状況も分かるので記録した方が分かりやすくていいと思います。
ゲームが始まったら、出たカードの数字のところにチェックをいれます。
今回は正の字でカウントしていきますが、出たカードの種類と枚数が分かればどんなカウントの仕方でも大丈夫です。
このように表に出たカードをカウントしていき、4以下数字のカウントが少なければシュー内に4以下のカードが多く残っているためPLAYERが有利な状況になります。
また、表に6以上のカウントが少なければシュー内に6以上の数字のカードが多く残っているためBANKERが有利な状況になります。
カウンティングをする時の注意点
・ディーラーがコンピューターなどでシュー内のカードがいつシャッフルされたか分からないものにはカウンティングは不向きです。
・デッキの途中でゲームに参加した場合は今まで使われたカードが分からないため新しいデッキになるタイミングでカウンティングを行ってください。
・カウンティングはカードの偏りがあるほど発揮されます。そのため偏りがあまりない場合は判断する材料がないためシュー内のカードが少なくなってこないと発揮されません。
・ランドカジノではカウンティングが禁止されていますので出来ません。ご注意ください。