ラブシェール戦法とはどんな攻略法なのか?ラブシェール戦法の概要を解説し、使い方やシミュレーション結果、メリット・デメリットなどについてご紹介します。
任意の数列に従ってベット額を増減し、損失を防ぎながら確実な利益確保を目的としたラブシェール戦法なら、予め設定した金額以上の損失を出しません。そのため「これ以上負けたくない!」という人におすすめの攻略法です。
この記事は、これまでの損失を低リスクで回収したい人、またラブシェール戦法がどんな攻略法なのか調べている人に向けて詳しくまとめてみましたので、是非参考にしてみてください。
目次
ラブシェール戦法とは
ラブシェール戦法とは、最初に決めた損失額以上は絶対に負けず、なおかつ展開次第では大勝ちも可能な攻略法で、確率約50%配当2倍のゲームに効果を発揮します。
ディフェンスとオフェンスの両方を併せ持ち、どちらも高度なロジックでしっかり管理されます。ラブシェール戦法を使って絶対に大敗はありえなく、最終的な結果は予定通りの損失、または十分な利益です。
オフェンスだけに特化した攻略法にパーレー法がありますが、ラブシェール戦法はパーレー法に匹敵するオフェンス能力を持ちながらも、マーチンゲール法のような強力なディフェンス能力も持ちます。
まさに理想的なカジノの攻略法と言っても過言ではありません。
ラブシェール戦法の使い方
ラブシェール戦法の使い方で知っておきたいポイントは下記の5つです。
ラブシェール戦法のポイント
- 確率約50%配当2倍のゲームを選ぶ
- 負けてもいい金額を決めて4~10個の数列をメモする
- 数列の両端を足した金額をベットする
- 負けたら両端を消す
- 勝ったら一番右側に前ゲームのベット額を追加する
ラブシェール戦法の使い方について、それぞれのポイントを元に解説します。
確率約50%配当2倍のゲームを選ぶ
ラブシェール戦法が使えるカジノのゲームは確率約50%で配当2倍のゲームです。カジノでは完全50%で勝敗が分かれるゲームは存在しなく、あくまでも約50%となります。
できる限り50%に近い方がラブシェール戦法の効果が高まるため、おすすめはヨーロピアンルーレットです。同じルーレットでもアメリカンルーレットは「00」が余計にあり、カジノ側に有利です。
ブラックジャックはラブシェール戦法よりもベーシックストラテジーを完璧に駆使した方が圧倒的に稼ぎやすく、時に1ゲームで大きな利益を得られることもあります。
迷ったときはヨーロピアンルーレットで!これを鉄則としてゲームを選びましょう。
負けてもいい金額を決めて4~10個の数列をメモする
ラブシェール戦法を始める前に、まずは負けてもいい金額を設定し、合計してその金額になるよう4~10個の数列をメモします。個数は何個でも良いですし、合計が一致すれば数字は何でも構いません。
例えば負けても良い金額$20に設定したとします。この場合「331324121」「241213313」のように、数列や数字は何でも大丈夫です。合計して$20になればOKです。
数列の両端を足した金額をベットする
ラブシェール戦法のベット額は、数列の両端を足した合計額です。例えば「331324121」であれば、両端が3と1なので、合計$4をベットします。
勝っても負けてもベット額の設定方法は同じです。ここで間違えが生じると、ラブシェール戦法のロジックが崩れてしまい、大きな損失を発生させる原因になります。
負けたら両端を消す
数列を使用した攻略法の多くは勝ったら両端を消すが一般的ですが、ラブシェール戦法は「負けたら両端を消す」がロジックです。
例えば「331324121」で負けたら「3132412」で、次ゲームのベット額は$5です。再び負けた場合は「13241」、次に負けたら「324」…と負けたら両端をどんどん消していきます。
最終的に数列がなくなった時点で最大損失額に到達するため、ラブシェール戦法は失敗ということです。再び負けてもいい金額を設定し、数列作りから始めましょう。
勝ったら一番右側に前ゲームのベット額を追加する
ラブシェール戦法の場合、勝ったら一番右側に前ゲームのベット額を追加します。他の似たような攻略法では勝ったら数列を消すのがセオリーですが、ラブシェール戦法は反対です。
例えば「331324121」で勝ったら「3313241214」となり、次ゲームでは$7をベットします。ここで再び勝った場合には「33132412147」で、次ゲームのベット額が$10となります。
負けた時と異なり、勝った時には終わりがありません。どんどんベット額が増えていくので、ある程度稼いだところで勝ち逃げしましょう。事前に勝ち逃げ金額を決めておくと効率的です。
ラブシェール戦法をシミュレーション
ラブシェール戦法が本当に効果があるのか?それを確かめるために、オンラインカジノのヨーロピアンルーレットで実際にシミュレーションしてみました。
負けてもいい金額を$20に決め、数列は「331324121」から開始しました。
ラブシェール戦法のシミュレーション結果が下記の通りです。
ゲーム数 | 数列 | ベット額 | 結果 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 331324121 | $4 | 負け | -$4 | -$4 |
2 | 3132412 | $5 | 負け | -$5 | -$9 |
3 | 13241 | $2 | 負け | -$2 | -$11 |
4 | 324 | $7 | 勝ち | +$7 | -$4 |
5 | 3247 | $10 | 勝ち | +$10 | +$6 |
6 | 3247 10 | $13 | 負け | -$13 | -$7 |
7 | 247 | $9 | 負け | -$9 | -$16 |
8 | 4 | $4 | 勝ち | +$4 | -$12 |
9 | 44 | $8 | 勝ち | +$8 | -$4 |
10 | 448 | $12 | 勝ち | +$12 | +$8 |
11 | 448 12 | $16 | 勝ち | +$16 | +$24 |
ラブシェール戦法を開始した直後から怒涛の3連敗をくらってしまい、数列も3つまで減りました。なんとかその後の2連勝で立て直しに成功しますが、再びの連敗でついに残り数字は1つになります。
しかし8ゲーム目からは4連勝を勝ち取り、一気に+$24の大勝です。ここで用意した資金が倍以上になったため、ラブシェール戦法を一度リセットしました。
勝ち逃げ金額を決めていたわけではありませんが、目に見えて大きく勝ったところでスパッと止めるのがラブシェール戦法成功のポイントです。
ラブシェール戦法のシミュレーションでわかったこと
ラブシェール戦法のシミュレーション結果は良かったですが、とにかく面倒くさい!確実に勝つために仕方のないことですが、わざわざ数列を並べて消したり追加したりと、正直面倒臭さを感じました。
一時は失敗で終わるのを覚悟しましたが、そこからの起死回生はさすがラブシェール戦法です。問題は勝ち逃げするタイミングだと思います。
ラブシェール戦法の勝ち逃げは自分自身で決めるしかありません。あまり欲を出し過ぎるといつまで経っても勝ち逃げできませんし、欲を抑え過ぎても満足のいく利益は望めません。
実際にラブシェール戦法をやってみて、確率的に開始資金の2倍が勝ち逃げをタイミングとしてちょうど良さそうな印象を受けました。資金と相談して無理しない程度に勝ち逃げタイミングを決めてからラブシェール戦法に挑みましょう。
ラブシェール戦法のメリット
ラブシェール戦法のメリットは下記の3つです。
ラブシェール戦法のメリット
- 最初に決めた最大損失額以上に負けない
- 連勝すれば大きな利益を得られる
- 負け越しでも利益が出る
最初に決めた最大損失額以上に負けない
ラブシェール戦法は最初に「負けてもいい金額」を設定してから開始する攻略法なので、その最大損失額以上に資金を失う心配がありません。
自己資金と相談し、負けても生活に支障のない範囲内で設定しましょう。
連勝すれば大きな利益を得られる
ラブシェール戦法は数列を使う攻略法の中でも特殊なルールを採用しており、勝ったら数列が付け足されていくため、連勝すれば大きな利益を得られます。
守備的な部分もあれば、パーレー法のように攻撃的な部分があるのがラブシェール戦法です。
負け越しでも利益が出る
確率約50%のカジノゲームで遊んだ場合、何も攻略法を実践しなければ負け越しなら損失が確定しますが、ラブシェール戦法なら逆に利益が出ます。
多少展開が悪く負けに偏ったとしても、最終的な利益確保は十分に可能です。
ラブシェール戦法のデメリット
ラブシェール戦法のデメリットは下記の3つです。
ラブシェール戦法のデメリット
- 勝敗が交互に続くと利益が出にくい
- 常にメモを取りながらプレイする必要がある
- 2倍配当のゲームしか使えない
勝敗が交互に続くと利益が出にくい
ラブシェール戦法は連勝や連敗で利益を積み重ねていく攻略法なので、勝敗が交互に続くと利益が出にくくなります。勝ち→負け→勝ち→負け→勝ち…ではなく、勝利か負けの連続が必要です。
常にメモを取りながらプレイする必要がある
ラブシェール戦法は複雑な数列を使って利益を積み重ねていく必要があるため、数列を忘れないようにメモを取りながらプレイしなければいけません。
つまりメモ取りが禁止されているランドカジノでは使えなく、ラブシェール戦法はオンラインカジノに特化した攻略法と言っても過言ではありません。
2倍配当のゲームしか使えない
ラブシェール戦法のロジックは確率約50%、配当2倍のゲームに対して考案されているため、3倍以上のゲームでは使えません。
対ディーラーのテーブルゲーム、またはルーレットやタイサイにラブシェール戦法がおすすめです。