ウィナーズ投資法の特徴、使い方、実践で使ったウィナーズ投資法のシミュレーション結果、メリット・デメリットなどについて詳しく解説します。
大きな損失を取り戻し確実な利益確保を目的に考案されたウィナーズ投資法は、投資の世界でも有名な攻略法です。その確立したロジックは、カジノで遊べる様々なゲームで効果を期待できます。
目次
ウィナーズ投資法とは
ウィナーズ投資法とは、損失分を回収しつつしっかりと利益も確保する攻略法で、完璧にロジックを実践することで、カジノでの勝率は大幅にアップします。
数多くある攻略法の中でも比較的リスクの少ない攻略法ですが、大きく利益を残すためにはある程度の連敗が必要で、さらに連勝も必要です。
またウィナーズ投資法は1回で大金を掴めるわけではなく、あくまでもディフェンス寄りです。例えば他の攻略法を使って失敗した場合、その損失回収を目的に使うのがおすすめです。
注意したいのは勝敗が交互に訪れた場合です。勝敗に偏りがなくなるとベット額だけが増え、どんどんリスクも大きくなるのでご注意ください。
ウィナーズ投資法の使い方
ウィナーズ投資法の使い方で知っておきたいポイントは下記の6つです。
ウィナーズ投資法のポイント
- 勝率約50%配当2倍のゲームを選ぶ
- 2連敗したら1ユニットのベット額をメモする
- 次ゲームから一番左の数字の2倍をベット
- 負けたら前ゲームのベット額を一番右端にメモする
- 勝ったら一番左の数字を消す
- 数列がなくなったらリセット
ウィナーズ投資法の使い方について、それぞれのポイントを元に解説します。
勝率約50%配当2倍のゲームを選ぶ
ウィナーズ投資法が通用するゲームは勝率約50%で、配当2倍のゲームです。代表的なのがルーレットの赤黒・偶数奇数・HIGH&LOWで、ウィナーズ投資法の効果を最大限発揮できます。
バカラやブラックジャックもディーラーに勝てば2倍配当なのでウィナーズ投資法が使えますが、バカラの場合はBANKERコミッションがあるため、ベットする箇所はPLAYERのみとなります。
またブラックジャックの場合、ナチュラルブラックジャックで2.5倍の配当だったり、スプリットやダブルダウンでの追加ベットなど、少々変則的な配当やベット額になります。
総合的に判断し、ウィナーズ投資法におすすめのゲームはルーレットです。ペイアウト率の高いヨーロピアンルーレットを選び、利益を積み重ねていきましょう。
2連敗したら1ユニットのベット額をメモする
ウィナーズ投資法を開始するタイミングは2連敗後で、最初は1ユニットのベット額を2つ並べてメモしてください。ユニットとはウィナーズ投資法のロジックに従ってベットする基準となる金額のことです。
1ユニット$1なら2ユニットで$2、3ユニットで$3、また1ユニット$5なら2ユニットで$10、3ユニットで$15となります。
1ユニット$1で2連敗した場合、$1ベットを2つ並べるので「11」と数列を作ります。これでウィナーズ投資法の開始準備が整いました。
次ゲームから一番左の数字の2倍をベット
ウィナーズ投資法を開始した最初のゲームは、一番左側の数字の2倍をベットします。先程の数列が「11」なので、一番左の1の2倍、つまり$2を次ゲームでベットします。
その次からも負ける度に数列が増えていくので、何桁になっても次ゲームのベット額は一番左側の2倍となります。このロジックだけ覚えてしまえば、ウィナーズ投資法の半分は理解したのと同じです。
負けたら前ゲームのベット額を一番右端にメモする
ウィナーズ投資法実践中に負けた場合、前ゲームのベット額を数列の一番右側に付け足してください。例えば「11」で負けたら「112」という形です。
「112」の次ゲームも一番左の数字の2倍をベットし、負けたら数列は「1122」となります。
勝ったら一番左の数字を消す
もしウィナーズ投資法実践中に勝った場合は、一番左側にある数字を消してください。つまりベット額を決めた2倍になる前の数字を削除です。
「11」で勝ったら「1」、「112」で勝ったら「12」、「1122」なら「122」となります。
一番左の数字の2倍をベットし、負けたら前ゲームのベット額を一番右端に追加、勝ったら一番左の数字を消す、これを繰り返すのがウィナーズ投資法です。
数列がなくなったらリセット
ウィナーズ投資法の成功は全ての数列が消えた時です。「11」から始めて連敗が続くと数列もどんどん増えていきますが、勝って全ての数字が消えればウィナーズ投資法成功でリセットします。
残りの数列が1つだけになった場合は、その数字の2倍を次ゲームへベットします。完全に数列がなくならない限り、ウィナーズ投資法のロジックを覆してはいけません。
ウィナーズ投資法をシミュレーション
ウィナーズ投資法にどれほどの効果があるのかを実証するため、実際にオンラインカジノのルーレットを使ってシミュレーションしてみました。
わかりやすいように1ユニット$1に固定し、1回の損失を何ゲームで回収し、いくら利益の確保ができるのかを検証します。
そのウィナーズ投資法のシミュレーション結果が下記の通りです。
ゲーム数 | 数列 | ベット額 | 結果 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|---|
1 | – | $1 | 負け | -$1 | -$1 |
2 | – | $1 | 負け | -$1 | -$2 |
3 | 11 | $2 | 負け | -$2 | -$4 |
4 | 112 | $2 | 勝ち | +$2 | -$2 |
5 | 12 | $2 | 負け | -$2 | -$4 |
6 | 122 | $2 | 負け | -$2 | -$6 |
7 | 1222 | $2 | 勝ち | +$2 | -$4 |
8 | 222 | $4 | 勝ち | +$4 | 0 |
9 | 22 | $4 | 勝ち | +$4 | +$4 |
10 | 2 | $4 | 勝ち | +$4 | +$8 |
11 | – | – | – | – | – |
2ゲーム目で2連敗したので、3ゲーム目からウィナーズ投資法を開始します。3~6ゲームの間で1回だけ勝っていますが、最高で-$6まで損失が膨らんでしまいました。
しかしウィナーズ投資法は連敗からの利益が大きいため、この段階では理想的な展開と言えます。2連敗後は怒涛の4連勝となり、10ゲーム目で全ての数列が消えてウィナーズ投資法終了です。
最終的に$8の累計損益となり、たった1回のウィナーズ投資法で十分な利益確保に成功しました。
ウィナーズ投資法のシミュレーションでわかったこと
今回のウィナーズ投資法は、かなり理想的な展開だったと思います。勝ちと負けが交互に来るとほとんど効果を発揮できませんが、連敗と連勝なら回収と同時に十分な利益をもたらせてくれます。
メモを取りながらだったので簡単にできましたが、カジノ自体が初めての初心者がいきなりウィナーズ投資法を実践するのは、少々難しいかもしれません。
しかし「一番左の数字の2倍をベットし、負けたら前ゲームのベット額を一番右端に追加、勝ったら一番左の数字を消す」このロジックさえ理解してしまえば、特に難しいことはないと思います。
損失回収を目的とした攻略法の中では、最も確立されたロジックだという印象を受けました。
ウィナーズ投資法のメリット
ウィナーズ投資法のメリットは下記の3つです。
ウィナーズ投資法のメリット
- 着実に損失分を回収し利益も残る
- 連敗してもベット額は急激に増えない
- 勝敗が五分五分でも利益が出る
着実に損失分を回収し利益も残る
ウィナーズ投資法なら2連敗で生じた損失分を着実に回収し、数列が全て消えれば利益もしっかりと残ります。これこそがウィナーズ投資法最大のメリットです。
また有名なマーチンゲール法のように1ユニット分ではなく、十分な利益の確保が可能です。
連敗してもベット額は急激に増えない
ウィナーズ投資法実践中に連敗が続くケースもありますが、どれだけ連敗しても急激にベット額が増えるわけではありません。
ロジック通りに実践すれば、急激なベット額に悩まされることなく回収できます。
勝敗が五分五分でも利益が出る
確率約50%配当2倍のゲームで勝敗が五分五分だった場合、同額ベットを繰り返していてはプラスマイナスゼロで終わり、利益の確保はできません。
しかしウィナーズ投資法のロジックに従うことで、勝敗が五分五分でも利益確保が可能です。
ウィナーズ投資法のデメリット
ウィナーズ投資法のデメリットは下記の3つです。
ウィナーズ投資法のデメリット
- 毎ゲームで数列をメモする必要がある
- 勝敗が交互になるとベット額が大きくなる
- 確率約50%配当2倍のゲームしか使えない
毎ゲームで数列をメモする必要がある
ウィナーズ投資法は毎ゲームで数列を付け足したり消したりする必要があるため、どうしてもメモ取りして常に記録しなければいけません。
ランドカジノではメモ取りが禁止されているため、ウィナーズ投資法はオンラインカジノだけに有効な攻略法となります。
勝敗が交互になるとベット額が大きくなる
勝ち→負け→勝ち→負け→勝ち…と勝敗が交互になると必然的にベット額が大きくなるため、資金ショートに陥り、ウィナーズ投資法を続けることができなくなる場合があります。
交互になっても続けられるよう、十分な資金を用意しておきましょう。
確率約50%配当2倍のゲームしか使えない
ウィナーズ投資法が使えるのは確率50%配当2倍のゲームのみです。3倍以上となるとウィナーズ投資法のロジックが崩れてしまい、大きな損失を生じてしまう恐れがあります。
ルーレットやタイサイの2倍配当エリア、もしくはバカラやカジノウォー、ドラゴンタイガーなどのテーブルゲームで実践しましょう。