カジノで勝つための攻略法として、マーチンゲール法は有名ですが、さらに進化した「グランマーチンゲール法」をご存知ですか?
グランマーチンゲール法は、マーチンゲール法よりもさらに高い利益を狙える可能性を秘めた手法です。
この記事では、グランマーチンゲール法の仕組みから使い方、メリット・デメリットまでを徹底解説し、カジノ攻略への道を開きます。
目次
グランマーチンゲール法とは
グランマーチンゲール法とは、マーチンゲール法の欠点を改善した攻略法で、多少リスクを上乗せし、成功した時の利益を高めることを目的として考案され、ロジックが確立されました。
「グラン」とは英語で「GRAND」であり、直訳すると「壮大なマーチンゲール法」という意味です。
グランマーチンゲール法はその名に恥じない絶大な効果があり、長い連敗からの成功は大きな利益を生み出します。まさにどん底からの起死回生を可能にした攻略法と言っても過言ではありません。
守備的に資金を守りつつ十分な利益も確保したいという、贅沢な攻略法を探している人におすすめです。
グランマーチンゲール法の使い方
グランマーチンゲール法はマーチンゲール法の改良版であり、勝率50%のゲームで特に効果的です。マーチンゲール法と同様、負けた場合はベット金額を倍額にし勝てば元のベット金額と利益を回収できます。
しかし、グランマーチンゲール法では倍プッシュする際に+αの金額を追加することで、収益をさらに増やすことができます。+αの金額は、連敗が続いた場合にベット額が高くなることを考慮して、通常は$1が適切です。
具体的には最初に$1をベットして負けた場合は、次に$2+1で$3、そして$6+1で$7というように、勝つまで倍プッシュを繰り返します。
通常のマーチンゲール法とグランパーレー法のベット金額と利益の違いを比較してみました。
連敗数 | ベット金額 | 利益 |
---|---|---|
1 | $1 | $1 |
2 | $2 | $1 |
3 | $4 | $1 |
4 | $8 | $1 |
5 | $16 | $1 |
6 | $32 | $1 |
7 | $64 | $1 |
8 | $128 | $1 |
9 | $256 | $1 |
10 | $512 | $1 |
連敗数 | ベット金額 | 利益 |
---|---|---|
1 | $1 | $1 |
2 | $3 | $2 |
3 | $7 | $3 |
4 | $15 | $4 |
5 | $31 | $5 |
6 | $63 | $6 |
7 | $127 | $7 |
8 | $255 | $8 |
9 | $511 | $9 |
10 | $1,023 | $10 |
グランマーチンゲール法のポイント
- 確率約50%で配当2倍のゲームのみに有効
- 1ユニットあたりのベット金額を設定する
- 負けたら倍額ベット+1を繰り返す
- 勝った時点で全損失回収と利益が確定
それでは、1つずつ詳細を解説します。
確率約50%で配当2倍のゲームのみに有効
グランマーチンゲール法が有効なのは確率約50%で配当2倍のゲームのみで、3倍以上の配当を得られるテーブルゲームやスロットには使えません。
またブラックジャックも対ディーラーで実質配当2倍のゲームですが、ベーシックストラテジーを駆使しなければいけなく、スピリットやダブルダウンなどの追加ベットが必要になるためおすすめしません。
可能であればヨーロピアンルーレットをおすすめします。確率はほぼ50%ですし戦略も必要ないため、グランマーチンゲール法に最適なゲームです。
1ユニットあたりのベット金額を設定する
グランマーチンゲール法は最初に決めた1ユニットのベット金額により、成功した時の利益が変わってくるため、実践前に1ユニットあたりのベット金額を設定しましょう。
そもそもユニットとはベットの基準となる単位のことで、用意した軍資金の金額でプレイヤー自身で自由に設定できます。例えば、1ユニット=$1と設定した場合は2ユニット=$2です。金額を上げて1ユニット=$3なら2ユニット=$6となります。
資金力に余裕がある場合には、2ユニットや3ユニットからグランマーチンゲール法を開始すると、納得の利益確保を期待できます。
負けたら倍額ベット+1を繰り返す
グランマーチンゲール法の基本は「負けたら倍額ベット+1」の繰り返しです。例えば1ユニット$1で負けた場合、次ゲームでは$1✕2+1で$3、次に負けたら$3✕2+1で$7….のように、倍額ベットだけでなく+1を付け足すのがグランマーチンゲール法です。
これによりマーチンゲール法よりも勝った時の利益が必然的に大きくなります。
勝った時点で全損失回収と利益が確定
グランマーチンゲール法の成功は単純明快で、勝った時点で1セット終了です。つまりこれまでの損失は全て回収し、なおかつ利益まで確定します。
さらなる大きな利益を求めているのであれば、+1ではなく+2や+3でも問題ありません。しかしその場合には連敗時のベット金額が一気に膨れ上がるため、資金ショートしやすくなります。
資金が無限にあれば良いですが、ほとんどの人は使える資金に限りがあります。あまり無理するとグランマーチンゲール法が諸刃の剣になります。十分にご注意ください。
グランマーチンゲール法をシミュレーション
グランマーチンゲール法にどれほどの効果があるのか?その真相を確かめるため、実際にオンラインカジノのルーレットを使ってシミュレーションしてみました。
今回は$1から開始し、+$10を目標にグランマーチンゲール法を続けます。
そのシミュレーション結果は下記の通りです。
ゲーム数 | ベット金額 | 勝敗 | 損益 | 累計損益 |
---|---|---|---|---|
1 | $1 | 負け | -$1 | -$1 |
2 | $3 | 負け | -$3 | -$4 |
3 | $7 | 負け | -$7 | -$11 |
4 | $15 | 負け | -$15 | -$26 |
5 | $31 | 勝ち | +$31 | +$5 |
6 | $1 | 負け | -$1 | +$4 |
7 | $3 | 負け | -$3 | +$1 |
8 | $7 | 負け | -$7 | -$6 |
9 | $15 | 勝ち | +$15 | +$9 |
10 | $1 | 勝ち | +$1 | +$10 |
通常のマーチンゲール法とは全く異なり、実践中は累計損益が大きく変動し続けました。今回は運が良かったのか、たったの10ゲームで目標利益の達成に成功しています。
しかし連敗が続くとあっという間に二桁ベットが必要になるため、正直なところ得られる利益に対してリスクが大きいように感じました。
それでも通常のマーチンゲール法よりも稼げることは間違いありません。マーチンゲール法にもっと刺激が欲しい人にグランマーチンゲール法はおすすめの攻略法です。
グランマーチンゲール法のメリット
グランマーチンゲール法のメリットは下記の3つです。
グランマーチンゲール法のメリット
- マーチンゲール法よりも利益が大きい
- 卓上の計算では100%稼げる
- カジノ自体が初めての初心者でも実践できる
それでは、1つずつ詳細を解説します。
マーチンゲール法よりも利益が大きい
グランマーチンゲール法は通常のマーチンゲール法と比べて、成功した時の利益が大きいため、損失を回収しながら十分な利益確保が可能です。
これこそがグランマーチンゲール法最大のメリットであり、多くのギャンブラーから支持を集めている要因です。
卓上の計算では100%稼げる
グランマーチンゲール法は絶対に負けない攻略法で、どれだけ連敗が続いても1回の成功で利益が出るため、卓上の計算では100%稼げます。
ただしテーブルリミットと資金ショートには十分に注意しなければいけません。
カジノ自体が初めての初心者でも実践できる
グランマーチンゲール法は負けたら倍額+1をベットするだけの非常にシンプルなロジックのため、カジノ自体が初めての初心者でも簡単に実践できます。
単純な計算さえできればメモ取りも必要ないので、気軽にカジノを攻略できます。
グランマーチンゲール法のデメリット
グランマーチンゲール法のデメリットは下記の2つです。
グランマーチンゲール法のデメリット
- 連敗が続くとあっという間にベット金額が膨れ上がる
- テーブルリミットや資金ショートが強制終了の壁になる
それでは、1つずつ詳細を解説します。
連敗が続くとあっという間にベット金額が膨れ上がる
グランマーチンゲール法最大のデメリットと言えるのがベット金額の急激な膨れ上がりです。連敗が続くとあっという間に二桁三桁に到達するため、十分な資金力が必要です。
テーブルリミットや資金ショートが強制終了の壁になる
カジノのゲームにはベットリミットがあり、連敗数によってはベット金額の上限に到達し、強制終了となってしまう場合があります。
また資金ショートもグランマーチンゲール法にとって大きな壁です。テーブルリミットに注意しつつ、十分な資金を準備した上でグランマーチンゲール法にチャレンジしましょう。