Craps(クラップス)のルールを詳しく解説!賭け方やゲームの流れを画像付きで紹介しています。またクラップの勝率を上げる5つの戦術も紹介しています。このページを見ればクラップスの基本ルールが全て分かります。
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目次
Craps(クラップス)とは
クラップスとは、プレイヤーが2つのサイコロを振って出目を予想するテーブルゲームの1つで、ランドカジノの中で最も大盛り上がりを見せているゲームです。
カジノと言えばディーラーが進行するゲームがほとんどですが、クラップスではゲームに参加しているプレイヤー達が順番にサイコロを振ります。言うならば、同じテーブルで遊ぶプレイヤーの勝敗は、全てサイコロを振るプレイヤーに委ねられてるわけです。
だからこそカジノ内で最も賑わいがあり、プレイヤー同士が一体化し絆が深まります。オンラインカジノでは実際にサイコロを手に持って振ることはできませんが、基本的なルールはほぼ同じです。
そんなクラップスに対してルールが難しいという印象を持つ方も多いかもしれませんが、覚えてしまえばとっても簡単ですし気軽なゲームです。まずはオンラインカジノでクラップスを体験してみてください。
クラップスのルール
クラップスのルールについて画像付きで詳しく解説します。まず最初に覚えておくこととして、サイコロを振るシューターと呼ばれるプレイヤーは、テーブルを管理するディーラーが指名します。
ディーラーはシューター指名の他、チップの受け渡しやゲームに不正がないかの監視、そして円滑にゲームを進行するための舵を取ります。シューターは1回だけサイコロを振るのではなく、出目次第で何度も振り続ける必要があります。
それではゲームの進行を追いながら、クラップスのルールについて触れていきましょう。
クラップスのシリーズについて
クラップスではサイコロの1投目から決着が着くまでの1セットを「シリーズ」と呼び、シリーズが終わるまではシューターの交代は行われなく、1人のシューターがサイコロを振り続けます。
シリーズは「カムアウトロール(1投目)」と「2投目以降」の大きく2つに分けられます。
シューターがカムアウトロールでサイコロを振る前に、ゲームに参加しているプレイヤーは決められたベッティングエリアへベットします。
一般的なベット方法については次の項目で詳しく解説しますが、基本的にはパスラインと呼ばれる箇所へベットします。参加するプレイヤーによるベッティングタイムが終了するとカムアウトロールです。
カムアウトロールではサイコロの出目によってその後の展開が大きく変わります。
出目(合計数字) | 展開 |
---|---|
7/11 | パスラインへのベットで勝利確定(2倍配当) |
2/3/12 | パスラインへのベットで敗北確定(チップ没収) |
4/5/6/8/9/10 | ポイントナンバーとなり2投目へ以降 |
4/5/6/8/9/10のいずれかの出目だった場合には、その数字がポイントナンバーとなります。2投目以降からはポイントナンバーが出れば勝利、先に7が出てしまうと敗北と、カムアウトロールでは7が勝利だったのが反対の扱われ方になりますのでご注意ください。
もしカムアウトロールで勝敗が決した場合には、そこでシーズン終了となり、再びディーラーの指名によってシューターが決定します。
クラップスの賭け方
クラップスの一般的なベット方法(賭け方)は8つあります。ベッティングエリアは上画像のように文字で描かれているため、特に迷うことはありません。
ここでは、クラップスのそれぞれのベット方法について詳しく解説していきます。
パスラインベットとは、カムアウトロールのみに賭けられるベット方法で、クラップスにおける最も基本中の基本となる賭け方です。先述しましたが、パスラインベットに賭けて7/11なら勝ち、2/3/12なら負け、4/5/6/8/9/10ならポイントナンバーとなりゲームは続行します。
ポイントが決まった場合、そのポイントの数字には「ON」のマークがつきます。
初めてクラップスで遊ぶ際には、パスラインベットでのプレイがおすすめです。
勝敗 | 出目(合計数字) |
---|---|
勝ち | 7/11 |
負け | 2/3/12 |
ポイントナンバー | 4/5/6/8/9/10 |
ドントパスベットとは、その名の通り「don’t」のパスラインベットです。つまりパスラインベットの反対となるため、2/3の出目で勝ち、7/11で負けになります。12のみ引き分け扱いとなり、ベットしたチップがそのまま戻ってきます。
また2投目以降もパスラインベットと反対になるため、ポイントナンバーが出ると敗北、先に7が出ると勝利が確定します。ドントパスベットはクラップスで認められた正当な賭け方ではありますが、テーブルを囲む他の多くのプレイヤーの逆張りをすることとなります。
場の雰囲気を乱す原因となりかねないため、特にクラップス初心者がドントパスベットへ賭けるのは避けた方が無難です。
勝敗 | 出目(合計数字) |
---|---|
勝ち | 2/3 |
負け | 7/11 |
引き分け | 12 |
ポイントナンバー | 4/5/6/8/9/10 |
カムベットとは、パスラインベットに次いで基本となる賭け方です。ルールはパスラインベットと同じですが、2投目以降にしか賭けることができません。
ポイントが決まった場合、カムベットされたチップはポイントの数字へと移動されます。
勝敗 | 出目(合計数字) |
---|---|
勝ち | 7/11 |
負け | 2/3/12 |
ポイントナンバー | 4/5/6/8/9/10 |
ドントカムベットとは、カムベットの真逆となるベット方法です。ルールはドントパスベットと同じで、こちらも2投目以降にしか賭けることができません。
7は出目の中でもっとも出やすい数字なので、ポイントナンバーが出れば負け、7が出れば勝ち、というルールはプレイヤー側に非常に有利なものとなっています。
勝敗 | 出目(合計数字) |
---|---|
勝ち | 2/3 |
負け | 7/11 |
引き分け | 12 |
ポイントナンバー | 4/5/6/8/9/10 |
オッズベットとは、カムアウトロールでポイントナンバーが決定した後にベット額を追加する賭け方で、勝敗のルールはパスラインベットと同じです。ポイントナンバーが出れば勝利、先に7が出てしまうと敗北となります。
いくつかあるクラップスのベット方法の中で唯一ハウスエッジ0%の賭け方となるため、コツコツと勝利だけにこだわる方におすすめです。理論的には負けない賭け方と言っても過言ではありません。
フィールドベットとは、2/3/4/9/10/11/12の出目が出れば配当を得られる賭け方です。これら出目以外が出ればチップは没収されます。
クラップスにおいてあまり重要な賭け方ではありませんが、2/12が出れば配当が2倍(他は等倍)となるため、展開次第では大きな勝利を掴めます。
勝敗 | 出目(合計数字) |
---|---|
勝ち(等倍) | 3/4/9/10/11 |
勝ち(2倍) | 2/12 |
負け | 5/6/7/8 |
ビッグ6/ビッグ8ベットとは、それぞれ6か8の出目が出れば配当を得られる賭け方で、7が出た時点で負けが確定しチップは没収となります。
一度ベットしたら6/7/8が出るまでチップはそのまま有効です。引き分けという概念がないため、勝ちか負けの勝負が決するまでゲームに参加できます。
勝敗 | 出目(合計数字) |
---|---|
勝ち | 6/8 |
負け | 7 |
振りなおし | 2/3/4/5/9/10/11/12 |
ハードウェイベットとは、2/3/4/5のゾロ目の出目へベットする賭け方で、サイコロの出目が7、もしくは選択した数字のゾロ目が出なかった場合には負けとなります。
ビッグ6/ビッグ8ベットのようにチップが次ゲームへ持ち越しにはなりませんのでご注意ください。
クラップスの出目と出現率
クラップスを楽しむために、サイコロの出目と出現率を覚えておきましょう。
出目 | 出現率 |
---|---|
2 | 2.78% |
3 | 5.56% |
4 | 8.33% |
5 | 11.11% |
6 | 13.89% |
7 | 16.67% |
8 | 13.89% |
9 | 11.11% |
10 | 8.33% |
11 | 5.56% |
12 | 2.78% |
5~9の出目が出やすく、最も出現確率の高いのがクラップスのキーナンバーであり「7」です。この出目と出現率を理解すると、どうして「7」が2投目以降の負け数字なのか判断できるかと思います。
サイコロ単体での出現数字はほぼ1/6で均等です。一般的なサイコロよりもサイズは大きいですが、何か細工をしてあったり、カジノ側が有利になるような通称グラサイはありません。
これはオンラインカジノでも同様で、クラップスを提供するゲームプロバイダーでは厳しい監視体制の中開発が行われており、ライブカジノは専用スタジオでの運営、ビデオ型のテーブルゲームはRNGと呼ばれる乱数発生装置を搭載し、完全ランダムでサイコロの出目が出現します。
クラップスの払い戻し
クラップスの賭け方と勝つための条件に対する払い戻し(配当)は下記の通りです。
賭け方 | 勝つための条件(出目) | 払い戻し |
---|---|---|
パスライン/カム | 7または11 | 2倍 |
ドントパス/ドントカム | 2または3 | 2倍 |
オッズ(パスライン/カム) | 4または10 5または9 6または8 |
3倍 2.5倍 2.2倍 |
オッズ(ドントパス/ドントカム) | 4または10 5または9 6または8 |
1.5倍 1.6倍 1.8倍 |
プレイス | 4または10の勝ち 5または9の勝ち 6または8の勝ち |
2.8倍 2.4倍 2.16倍 |
プレイスルーズ | 4または10の負け 5または9の負け 6または8の負け |
1.45倍 1.62倍 1.8倍 |
フィールド | 3/4/9/10/11 2または12 |
2倍 3倍 |
賭け方 | 勝つための条件(出目) | 払い戻し |
---|---|---|
エニーセブン | 7 | 5倍 |
ハードウェイ | 2または5のゾロ目 3または4のゾロ目 |
8倍 10倍 |
クラップス | 2または3または12 | 8倍 |
クラップス2 | 1+1 | 31倍 |
クラップス3 | 1+2 | 16倍 |
クラップス12 | 6+6 | 31倍 |
イレブン | 5+6 | 16倍 |
クラップスイレブン | 2/3/12 11 |
4倍 8倍 |
基本的には2倍前後が多いですが、ハードウェイやイレブン、クラップスなどが出現した場合には高い配当を得られます。その分出現確率は低いですが、1回で大きな配当を得たい方におすすめの賭け方です。
コツコツと配当を積み重ねていくオーソドックスタイプで遊びたい場合には、パスライン/カムやオッズのみの賭け方がおすすめです。高いペイアウト率を落とすことなく安定した勝利を期待できます。
クラップの5つの戦略
クラップスの勝率を上げる5つの戦術を紹介しています。
クラップス勝率を上げる5つの戦術
- パスラインベットを行う
- パスラインベットにオッズベットを追加する
- フィールドベットを避ける
- プレイヤーサイドベットを行う
- ハードウェイベットを避ける
クラップスではパスラインベットが基本中の基本であり、パスラインベットのハウスエッジは1.41%と非常に低くなっています。ハウスエッジが低ければその分ペイアウト率も高くなるため、クラップスの勝率アップに繋がります。
賭け方も簡単ですので、クラップス初心者におすすめしたい手法です。ただし、ほぼ同確率で出現するドントパスベットへのベットは、周囲の反感を買う恐れがあるため、極力避け方が良いでしょう。
パスラインベットだけでなく2投目以降はオッズベットも追加しましょう。オッズベットのハウスエッジは0%ですので、勝率は下がらず上がったままの状態を維持できます。
もちろんハウスエッジ0%と言っても、あくまでも確率論から導き出された数字であり、確実にペイアウト率が100%になるわけではありません。オッズへ追加ベットしても当然負ける場合はありますのでご注意ください。
フィールドベットは「2、3、4、9、10、11、12」が出たら配当を得られる賭け方ですが、「5、6,7,8」が出たら負けです。「5、6,7,8」が出る確率は55%以上にもなるため、ペイアウト率を下げてしまう原因になります。
クラップスで勝ちにこだわる場合にフィールドベットは避けるべき賭け方です。フィールドベットはクラップスの賭け方を広げ、ゲーム性を高めたベット方法であり、勝率アップという考え方では逆効果になります。
クラップスの中にはプレイヤーに有利となるサイドベットを採用しているタイプも多くあります。ベースとなる賭け方ではなく、あくまでも追加的な賭け方です。
プレイヤーサイドベットはゲーム性をさらに向上させ、クラップスの楽しみ方が広がる賭け方ではありますが、ゲーム性向上によってペイアウト率が上がる可能性も秘めています。
ペイアウト率が上がれば勝率も上がるため、慣れてきたタイミングでのプレイヤーサイドベットに是非チャレンジしてみてください。
ハードウェイベットは8~10倍の配当を得られる高配当な賭け方ですが、ハウスエッジは9.09%~11.11%と、圧倒的にカジノ運営側に有利となります。
言うならばハイリスクハイリターンな賭け方ですので、安定して勝率を上げたい場合にはおすすめしません。もちろん大きな損失回収を目標に、ヒリヒリとしたギャンブルを楽しみたい方にとってはおすすめの賭け方かもしれません。
クラップスの専門用語
クラップスでは他のテーブルゲームにはない独自の専門用語がたくさんあります。専門用語を理解することでより一層クラップスを楽しめるようになります。
ここではクラップスにおける主な専門用語をいくつかご紹介していきます。
シューター(Shooter) | サイコロを振るプレイヤー |
---|---|
ポイント(Point) | カムアウトロールで決定する数字 |
パスライン(Pass Line) | カムアウトロール時にだけ賭けられるベット方法 |
ドントパス(Don’t Pass) | パスラインの反対に賭けられるベット方法 |
カムベット(Come Bet) | 2投目以降に賭けられるベット方法 (カムアウトロールと同じルール) |
ドントカムベット(Don’t Come Bet) | カムベットの反対に賭けられるベット方法 |
ハードウェイ(Hard Way) | 7が出る前に2/3/4/5のゾロ目の出目が出ると予想した時にベットする賭け方 |
プロポジションベット(Proposition Bet) | レイアウトの中央にあるベットエリアのうち1つに対する賭け方 |
スティックマン(Stickman) | サイコロ回収の棒(スティック)を持ちシューターに渡すディーラー |